思い出話になりますが、私の家の周辺の畑は、貝塚だったところがあるようです。なので、小学生の頃は畑で遊んでいると土器の欠片を見つけることがありました。

私の祖父は畑仕事の合間にそういうものを見つけるのが好きだったらしく、色んな物を拾っていました。
見せてもらったのは、矢じり・石のビーズ・ほぼ完全体の土器
矢じりは下が2つに分かれた物と1つの物があって1つの方は複数個あったので、一つ貰った記憶があります。

せっかく貰ったのに、学校にもっていったりしているうちになくしてしまいました;;
ビーズは1個だけでしたが、「穴をあけるのは大変だったんだろう」って言って大事にしているようでした。

土器は木の葉型の皿の様なもので底に穴が開いていました、祖父の話では、土器は土に埋まっている時は水分を吸っているので柔らかくなっているため、備中鍬で穴をあけてしまったんだとか。とはいえほぼ完全体だったので大事にしていました。

これの様な先の尖りはありませんでしたが、雰囲気はこんな感じ

ここで穴をあけたと言っていました。
これらの物は祖父の使っていた箪笥の上の引き出しに入れてありました。
祖父が亡くなってだいぶ経ってからそのことを思い出して、残っていた箪笥をあけて探してみたんですが、すでに何もない状態でした。
お葬式の直後にでも気づいていればと、残念な思い出となっています。