吟の夢(その1)
~「山田錦」の対比試験でほぼ同等との知見を得た~
高知県で育成された酒造好適米品種「吟の夢」と 高知県産「山田錦」
の対比試験を高知県農業技術センターが行いました。吟の夢は,
山田錦に比べ稈長が短く, 耐倒伏性やイモチ耐病性に強さを示します。
また、山田錦対比119%の多収であり, 心白発現率は75.3%と高いです。
70%精白米の酒造適性試験では, 吟の夢は25.0gと山川錦より1.6g程度
小さいが, 20分および120分吸水性ともに山田錦より高く示された。
40%精白米の小仕込試験においては, 吟の夢の精米時間は短い傾向を
示したが, 白米の粒度分布の変動率は山田錦とほぼ同じであった。
吟の夢の実地醸造では, 兵庫県産山田錦とほぼ同等であった。
製成酒のアミノ酸度は, 対照品種と同等であった。
(高知県農業技術センター)