伊勢錦(その2)
~伊勢参りの無料配布米~
伊勢錦はお伊勢参りの参宮街道の頒布所にて無料配布されたことにより、
日本各地に広まったと言われています。伊勢錦を使用して醸造を行った
日本酒は香り高い味わいを演出することが出来ると瞬く間に評判となり、
近畿圏では積極的に生産が行われていたのですが、戦時中の米不足や
耐倒性の低さから徐々に歴史の影へと消え去り、昭和25年には一切生産
されなくなり、幻の酒米と呼ばれるようになります。その後、1軒の
酒造メーカーがたった一握りの籾種から、3年もの年月をかけて遂に
復活させることに成功したそうです。
(三重県の酒米より)