誉富士(その3)
~「誉富士」はどのようにして生まれたのか~
平成10年に「山田錦」の種子籾に放射線を照射し、1世代採種栽培を
行いました。平成11年には約98,000固体を栽培し、その中から短稈化
や早生化など、有益な突然変異と思われる約500個体を選抜しました。
この固体選抜の規模は突然変異育種としては、過去50年間で国内最大
規模になっています。平成12年以降は、系統選抜の手法によって、
特性が優れた系統を徐々に絞込み、短稈で栽培しやすく、収穫量が
安定して、米粒の形状、外観が「山田錦」とよく似た「誉富士」が
選抜されたのです。
(静岡県農林技術研究所)