年末のこの時期
秋期アニメが最終回ラッシュで
その話題に触れたいのをグっと堪えて
今日はコレ
昨日2023年12月29日夜9:00から放送された
時代劇、必殺シリーズ50周年記念番組「必殺仕事人(2023)」。
1972年放映のシリーズ初作品「必殺仕掛人」から連綿と続いてきた「必殺」
1987年に一旦終了するものの、1991年・2009年と間隔をあけて復活してきた。
それ以降は毎年のようにスペシャル版という形でほぼ年に一回のペースで放映され続けてきた。
今回も年末恒例のスペシャル版を楽しみにしておりました。しかし・・・
多くの方がご存じのようにジャニー喜多川の性加害問題で、主人公:渡辺小五郎を演じる東山紀之さんが芸能活動引退を表明したため、これ以降のキャスティングやシリーズ展開は、シリーズの継続も含めて全て未定とのこと。本作品自体は夏ごろに製作が完了していたと見られ、東山演じる主人公の進退については一切触れられていない様子でした。
ぼくが初めて意識して見た「必殺」は、夕方に再放送されていた「必殺仕置人」でした。
山崎努さんの鋭い眼光に圧倒され、沖雅也さんのクールな姿に魅了され、藤田まことさんの裏と表を使い分ける芝居に唸らされたものでした。
また平尾昌晃氏が担当する音楽もすばらしく、ダークな映像・演出と相まって幼少のぼくに衝撃を与えてくれました。
そこからハマってしまい、再放送と本放送を録画しまくり、レンタル屋さんにも必殺シリーズのコーナーが充実されるようになると古いシリーズも借りまくり、サウンドトラックが出れば購入し、京都太秦撮影所に見学に行くほどでした。
2007年から東山氏が加入し、2010年に藤田まことさんが亡くなられ、事実上東山氏に主人公が引き継がれた形になった時は少し不安もありましたが、加入から16年が経ち迫力や貫禄が増してきて、必殺の顔としてさぁこれから!という時だったので、今回の引退劇は非常にショックでした。
これから必殺シリーズがどうなっていくのかまったくわかりませんが、これで「見納め」とならないように期待を持って見守りたいと思います。