先日、ギルメンとの会話の中で、「がきデカ」の話をしたら、案の定皆知らなかった。これは、いしかわじゅんさんからの受け売りですが、マンガって表現方法の実験場なんだそうです。だから色々な発見が有り、その度に表現方法が変化していくと。
一例として、昔のマンガは登場人物はいつも同じ服、例えば、のびた君はいつも半ズボン姿だし、かつお君や波平さんの姿もいつも同じ、そういうものだと思っていたところに、服装は変えていいんだよということを誰かが見つけた(当然服装を変えてもその人だと分る程度の画力が必要なんでしょうけど)
すると、服装を変えることで、その人の心理的変化も書き分けられる事になり表現に広がりが出るようになったと。
で、着ぐるみです。
マンガで着ぐるみがでるようになったのは、「がきデカ」あたりか? ギャグマンガなので笑いを取る必要が有るけど、一瞬で着ぐるみを着れるなんてのは、マンガでしか出来ない事、それを使って笑いを作ったってことなのかな?ただ、がきデカでは、タヌキやキョン、アフリカゾウといったものが着ぐるみの対象だった。
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(八丈島のキョン)
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(アフリカゾウが好き)
これが、「マカロニほうれん荘」になると、もっと具体的(ゴジラ、キングギドラ、キッス)の着ぐるみやコスプレに変わってきて、可愛さやかっこよさまで表現するようになって来ました。
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これが、ミルのコスプレへと繋がっていくのかなー?
かなり独断と偏見が混じっていると思うけど、そんなことを考えていました。