本を読まない俺にそんなことを振られてもなー。
今回のお題は「おすすめの本~読書の秋~」です。
って、読書の秋、と打つところを、一瞬上の空になったら、食欲の秋と打ちそうになりました(これはマジです)。
やれやれ、どうしたもんだか。
さて、以下に紹介するのは、本と言うべきかどうか知らぬが、一応本なんだろうなー。
「西洋コスチューム大全(The Chronicle of Western Costume)~ジョン・ピーコック著」(ISBN4-7661-0802-7)
これはどうでしょうか?
元々洋書ですが、日本語版が出ています(上記ISBNは日本語版のものです)。
購入すると3,800円ですが、殆どの全国公立図書館にて借りることができます。
古代から現代(1980年までだけど)までの、服飾が色々とイラストで描かれています。
さて、なんでこの本を俺がオススメするかというと、あれですね。
スカート男子というと、一見最近になって始まった物、という風に、思い込んでいる人がいっぱい居ます。
「元々女性の物だったスカート」を男性が穿くようになったと、思い込んでいる人がいっぱい居ます。
本当は、スカート男子なんて数千年の歴史のある物なのですし、そもそもスカートは女性だけの物ではありません。
根本的に皆勘違いをしていると思います。
単に、現代では男性がスカートを穿かなくなっただけのことで、スカートが女性のみの物というのも間違い、そして最近になって出てきた一過性の流行というのも間違いなのです。
縫製が簡単な分、スカート男子はズボンよりも断然歴史のある衣装です。
ちなみにこの本に限らず、こういう風にイラストで服飾の歴史が描かれている様な本はたくさんあります。
洋書は難しい、英語は分からん、と思うかも知れませんが、イラストの多い本であれば英文なんてそんなに難しい物ではないと思います。
辞書を片手に用意すれば、中学生~高校生の英語ぐらいでもなんとかなる本が多いんじゃないでしょうか?
古代から順繰りに見ていくと、男性のスカートなんてたくさんあったんだな、歴史があるんだな、という事に気づくことでしょう。
広く言えば、原始人が着ていたような「革や麻布を腰に巻く」も立派なスカートの発祥ですね。
キタキタオヤジなんて、スカート男子の始祖かも知れません。
さて、おすすめの本がこんな本な訳ですけど、これでもいいのかな??